投資資金が少ないけど日本高配当株投資をやってみたい
投資初心者でも個別株投資って出来るの?
こういった方向けの記事となります。
筆者の6か月前は
・個別株投資未経験
の完全初心者状態でした。
完全初心者が日本高配当株投資をやるとどうなるかを参考事例としてお伝えしたいと思います。
手っ取り早く結果だけ知りたい方は運用成績までどうぞ♪
投資スタイル
まずは投資目的の説明をさせていただきます。
そもそも投資目的が違えば、銘柄選定や投資スタイルはまったく異なるものになってくるからです。
投資目標
投資目標としては年間120万円(税引き後)の配当金を安定して得られる状態を作ることを目標としています。
4,000万円の高配当株を配当利回り3.75%(税引き前)で運用すると年間120万円(税引き後)の配当金を貰い続けることができます。
4,000万(投資元本)×0.0375(配当利回り)×0.8(税引き分)=120万(年間配当金)
投資期間30年、投資元本0円スタートと仮定すると年間約133万円のペースで投資に回していく必要があります。
私の収入からすると結構な負担にはなるのですが、実際は収入UP、増配、配当金再投資などがあるのでコツコツ続けていけば年々楽になっていくと考えています
投資スタイル
基本的には高配当株の長期運用を軸として考えています。
現在、高配当株投資に関しては日本株での投資しかしていませんが、将来的には国際分散投資として高配当の米国ETF保有も視野に入れています。
長期にかけて安定的に配当金をもらうためには銘柄選定が特に重要なってきます。
銘柄選定はこびと株さんのブログやTwitterのフォロワー様の銘柄を参考にさせていただいております。
銘柄選定以外の投資ルールとしては下記を意識しています。
・銘柄、セクター分散を心がけて取得する
・手数料をなるべく抑える
・最終的に投資判断は自身で行う
1株から日本株が取得出来て、手数料が月額220円で済むSBIネオモバイル証券は日本高配当株投資をやる上で本当に助かっています。
では実際にこれらの目標、ルールを決めたうえで日本高配当株投資を始めてから6か月が経過したのでその結果を発表したいと思います。
運用成績(6か月目)
6か月で取得した全銘柄の表は下記になります。(2022年10月21日時点)
銘柄 | 業種 | 株数 | 評価額 | 評価損益 | 配当金 (予定) | 配当利 回り | |
1 | INPEX(1605) | 鉱業 | 22 | 32,626 | 2,288 | 1,320 | 4.05% |
2 | 東鉄工業(1835) | 建設業 | 2 | 4,904 | 552 | 180 | 3.67% |
3 | 積水ハウス(1928) | 建設業 | 4 | 9,692 | 524 | 416 | 4.29% |
4 | 日東富士製粉(2003) | 食品 | 1 | 4,465 | 290 | 154 | 3.45% |
5 | CDS(2169) | サービス業 | 21 | 37,296 | 903 | 1,218 | 3.27% |
6 | ヒューリック(3003) | 不動産業 | 10 | 10,550 | 110 | 400 | 3.79% |
7 | 三洋貿易(3176) | 卸売業 | 4 | 4,152 | 308 | 156 | 3.76% |
8 | 東京日産コンピュータシステム(3316) | 卸売業 | 1 | 529 | -57 | 18 | 3.40% |
9 | 自重堂(3597) | 繊維製品 | 1 | 6,060 | -230 | 300 | 4.95% |
10 | 朝日ネット(3834) | 情報通信 | 14 | 8,456 | 490 | 308 | 3.64% |
11 | インテージホールディングス(4326) | 情報通信 | 3 | 4,965 | 1,029 | 126 | 2.54% |
12 | 日本エス・エイチ・エル(4327) | サービス業 | 3 | 7,893 | 60 | 258 | 3.27% |
13 | 花王(4452) | 化学 | 1 | 5,584 | 680 | 148 | 2.65% |
14 | 武田薬品工業(4502) | 医薬品 | 3 | 11,157 | 192 | 540 | 4.84% |
15 | アステラス製薬(4503) | 医薬品 | 20 | 39,810 | 770 | 1,200 | 3.01% |
16 | 日本特殊陶業(5334) | ガラス・土石製品 | 8 | 21,424 | -736 | 1,216 | 5.68% |
17 | クニミネ工業(5388) | ガラス・土石製品 | 48 | 34,560 | -4,512 | 1,440 | 4.17% |
18 | アマダ(6113) | 機械 | 12 | 12,372 | 372 | 552 | 4.46% |
19 | キヤノン(7751) | 電気機器 | 6 | 19,902 | 906 | 720 | 3.62% |
20 | ニホンフラッシュ(7820) | その他製品 | 17 | 16,609 | 1,071 | 612 | 3.68% |
21 | TAKARA&COMPANY(7921) | その他製品 | 2 | 4,292 | 554 | 140 | 3.26% |
22 | 伊藤忠商事(8001) | 卸売業 | 9 | 34,146 | 1,665 | 1,260 | 3.69% |
23 | 丸紅(8002) | 卸売業 | 19 | 24,700 | 760 | 1,140 | 4.62% |
24 | 三井物産(8031) | 卸売業 | 5 | 15,945 | 1,545 | 600 | 3.76% |
25 | 住友商事(8053) | 卸売業 | 18 | 33,786 | -54 | 1,620 | 4.79% |
26 | 三菱商事(8058) | 卸売業 | 5 | 20,260 | 550 | 750 | 3.70% |
27 | 兼松エレクトロニクス(8096) | 情報通信 | 2 | 8,380 | 854 | 310 | 3.70% |
28 | 三菱UFJFG(8306) | 銀行業 | 86 | 59,796 | -146 | 2,752 | 4.60% |
29 | 三井住友FG(8316) | 銀行業 | 3 | 12,378 | 537 | 660 | 5.33% |
30 | 芙蓉総合リース(8424) | その他金融業 | 1 | 8,280 | 1,280 | 316 | 3.82% |
31 | 東京センチュリー(8439) | その他金融業 | 2 | 9,720 | 1,594 | 286 | 2.94% |
32 | SBIホールディングス(8473) | 証券業 | 11 | 28,677 | 22 | 1,650 | 5.75% |
33 | オリックス(8591) | その他金融業 | 18 | 37,710 | -1,458 | 1,541 | 4.09% |
34 | 三菱HCキャピタル(8593) | その他金融業 | 24 | 15,072 | 192 | 744 | 4.94% |
35 | 日本取引所グループ(8697) | その他金融業 | 6 | 11,718 | 570 | 312 | 2.66% |
36 | 第一生命ホールディングス(8750) | 保険業 | 5 | 11,505 | 125 | 430 | 3.74% |
37 | 東京海上ホールディングス(8766) | 保険業 | 12 | 31,278 | 2,910 | 1,200 | 3.84% |
38 | センチュリー21・ジャパン(8898) | 不動産業 | 21 | 21,231 | -273 | 945 | 4.45% |
39 | 住友倉庫(9303) | 倉庫運輸・関連業 | 4 | 8,060 | 100 | 400 | 4.96% |
40 | 日本電信電話(9432) | 情報通信 | 8 | 32,272 | 1,696 | 960 | 2.97% |
41 | KDDI(9433) | 情報通信 | 10 | 42,920 | 130 | 1,350 | 3.15% |
42 | 沖縄セルラー電話(9436) | 情報通信 | 16 | 43,248 | 2,272 | 1,376 | 3.18% |
43 | 電源開発(9513) | 電気・ガス量 | 5 | 10,350 | 195 | 400 | 3.86% |
44 | 蔵王産業(9986) | 卸売業 | 25 | 41,475 | -4,000 | 1,700 | 4.10% |
株式合計 | 860,205 | 16,630 | 34,124 | 3.97% |
評価損益は長期的な目線ではあまり気にしすぎてもしょうがないですが、あまりに酷いと銘柄選定、取得タイミングが間違っている可能性があるのでチェックしています。
銘柄数 : 42銘柄 44銘柄 +2銘柄
株式評価額: 622,376円 860,205円 +237829円
評価損益 :+25,908円 +16,630円 -9,278円
年間配当金: 23,778円 34,124円 +10,346円
配当利回り: 3.82% 3.97% +0.15%
取得配当金: 324円 594円 +270円
※年間配当金、取得配当金の値は税引き前の数値となります
9月末に積水ハウス、インテージホールディングスから配当金をいただきました。
10月、11月配当の銘柄は未保有なので12月まで配当金はお預けとなります。
次に配当金が銘柄、セクターにて分散されているかを確認していきます。
内訳は下記グラフになります。
銘柄の分散に関しては各銘柄5%以下、セクターは各セクター20%以下を目標数値としています。
取得銘柄が増えてきたことで分散されてきましたが、まだ偏りがあるため意識しながらリバランスしてく必要がありそうです。
建設業、繊維製品、機械、電気機器、電気ガスなどの割合の少ない銘柄を意識して取得していこうと思います。
TOPIX及び東証マザーズ指数の段階的ウエイト低減銘柄の公表について
10/7(金)に日本取引所グループよりTOPIX及び東証マザーズ指数の段階的ウエイト低減銘柄の公表についてというニュースにより対象銘柄が発表されました。
TOPIXの構成銘柄について、流通株式時価総額100億円未満の銘柄については「段階的ウエイト低減銘柄」とし、2022年10月末から2025年1月末まで、四半期ごと10段階で構成比率を低減していきます。
(出典:日本取引所グループ)
段階的ウエイト低減が行われると株価にどのような影響を与えるかは断言できませんが、一般的にはマイナスなイメージなのかなと思います。
対象となる銘柄はこちらで発表されています。
保有銘柄を確認してみたところ
・クニミネ工業(5388)
・蔵王産業(9986)
の2銘柄が対象銘柄となっていました。
このニュースを知った時、この2銘柄に対してどういった対処をすべきかを考えました。
ここで重要になってくるのはどういった投資スタイルでこの2銘柄を保有しているかだと思います。
私はこの2銘柄を長期保有を前提とした高配当株として保有しています。
そこで私は、このニュースは株価には影響を与えるが配当金に関してはあまり影響を与えないのではという仮説を立てました。
株価が下がったとしても長期的に安定して配当金が貰えるのであれば手放す理由はありません。
むしろ株価が下がり配当金が下がらないのであれば利回りが上がるのでチャンスとも言えます。
保有比率的にも2銘柄合わせても10%未満であり、ここがコケても他でカバーできる可能性があるというのも要因の一つになります。
よってこの2銘柄への対応は10月末までホールドして、大きく下がるようなら少しづつ買い増しというスタンスで行きたいと考えています。
あくまで日本個別株投資を始めて半年の素人が考えた結論なのでなんの参考にもならないと思いますが、こうやって仮設を立てながら検証していくことは将来の成長に繋がってくると考えています。
今後どうなるかは注目していきたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
9月の最終週は投資を始めてから、一番株を購入した1週間となりました。
ずっとこのペースで投資をし続けるのは無理ですが、買い時だと思ったときにしっかり買えるように副業や倹約を継続してしっかりとキャッシュを貯められるようにしていきたいです。
副業や倹約で稼いで投資で増やす。
地味だし時間も掛かりますが、誰にでも出来る再現性の高い方法だと思います。
Twitterにて日々の投資記録をつけていますので気になった方はぜひフォローをお願いいたします♪
それではまた。
※この記事はあくまで筆者の参考事例です。投資は自己責任原則に基づいて行っていただくようお願いいたします。
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