【開始7か月】投資初心者がネオモバで日本高配当株投資をやってみた【全銘柄公開】

資産運用

投資資金が少ないけど日本高配当株投資をやってみたい

投資初心者でも個別株投資って出来るの?

こういった方向けの記事となります。

筆者の7か月前は

・日本株投資未経験
・個別株投資未経験

の完全初心者状態でした。

ふかみ
ふかみ

完全初心者が日本高配当株投資をやるとどうなるかを参考事例としてお伝えしたいと思います。
手っ取り早く結果だけ知りたい方は運用成績までどうぞ♪

投資スタイル

まずは投資目的の説明をさせていただきます。
そもそも投資目的が違えば、銘柄選定や投資スタイルはまったく異なるものになってくるからです。

投資目標

投資目標としては年間120万円(税引き後)の配当金を安定して得られる状態を作ることを目標としています。
4,000万円の高配当株を配当利回り3.75%(税引き前)で運用すると年間120万円(税引き後)の配当金を貰い続けることができます。

4,000万(投資元本)×0.0375(配当利回り)×0.8(税引き分)=120万(年間配当金)

投資期間30年、投資元本0円スタートと仮定すると年間約133万円のペースで投資に回していく必要があります。

ふかみ
ふかみ

私の収入からすると結構な負担にはなるのですが、実際は収入UP、増配、配当金再投資などがあるのでコツコツ続けていけば年々楽になっていくと考えています

投資スタイル

基本的には高配当株の長期運用を軸として考えています。
現在、高配当株投資に関しては日本株での投資しかしていませんが、将来的には国際分散投資として高配当の米国ETF保有も視野に入れています。

長期にかけて安定的に配当金をもらうためには銘柄選定が特に重要なってきます。
銘柄選定はこびと株さんのブログやTwitterのフォロワー様の銘柄を参考にさせていただいております。

銘柄選定以外の投資ルールとしては下記を意識しています。

・取得銘柄は基本的に売却せず、永久保有するつもりで取得する
・銘柄、セクター分散を心がけて取得する
・手数料をなるべく抑える
・最終的に投資判断は自身で行う

1株から日本株が取得出来て、手数料が月額220円で済むSBIネオモバイル証券は日本高配当株投資をやる上で本当に助かっています。

では実際にこれらの目標、ルールを決めたうえで日本高配当株投資を始めてから7か月が経過したのでその結果を発表したいと思います。

運用成績

7か月で取得した全銘柄は下記になります。(2022年11月20日時点)

銘柄業種株数評価額評価損益配当金
(予定)
 配当
利回り
1INPEX(1605)鉱業2233,6383,3001,3203.92%
2東鉄工業(1835)建設業25,1387861803.50%
3積水ハウス(1928)建設業410,0228544164.15%
4日東富士製粉(2003)食料品14,3251501543.56%
5CDS(2169)サービス業2138,4932,1001,2183.16%
6日本たばこ産業(2914)食料品616,689-751,1286.76%
7ヒューリック(3003)不動産業1517,0251,3356303.70%
8三洋貿易(3176)卸売業44,4285841683.79%
9東京日産コンピュータシステム(3316)卸売業1549-37203.64%
10自重堂(3597)繊維製品16,310203004.75%
11朝日ネット(3834)情報通信2413,9922405283.77%
12インテージホールディングス(4326)情報通信34,3504141262.90%
13日本エス・エイチ・エル(4327)サービス業1128,9522429903.42%
14花王(4452)化学210,9829622962.70%
15武田薬品工業(4502)医薬品311,8088435404.57%
16アステラス製薬(4503)医薬品2042,1503,1101,2002.85%
17モーニングスター(4765)サービス業3013,140-3005404.11%
18日本特殊陶業(5334)ガラス・土石製品1949,913-1,7103,1546.32%
19クニミネ工業(5388)ガラス・土石製品4839,3602881,4403.66%
20アマダ(6113)機械1213,2241,2245524.17%
21キヤノン(7751)電気機器1135,0574071,3203.77%
22ニホンフラッシュ(7820)その他製品1716,4399016123.72%
23TAKARA&COMPANY(7921)その他製品24,1544161403.37%
24伊藤忠商事(8001)卸売業937,5305,0491,2603.36%
25丸紅(8002)卸売業1927,8163,8761,4255.12%
26三井物産(8031)卸売業519,1804,7806503.39%
27住友商事(8053)卸売業1839,0605,2202,0705.30%
28三菱商事(8058)卸売業521,7402,0307753.56%
29兼松エレクトロニクス(8096)情報通信29,0501,5243203.54%
30三菱UFJFG(8306)銀行業8661,3351,3932,7524.49%
31三井住友FG(8316)銀行業313,7761,9356905.01%
32芙蓉総合リース(8424)その他金融業18,4801,4803163.73%
33東京センチュリー(8439)その他金融業29,8601,7342862.90%
34SBIホールディングス(8473)証券業1128,325-3301,6505.83%
35オリックス(8591)その他金融業2246,948-6381,8834.01%
36三菱HCキャピタル(8593)その他金融業5031,8004501,5504.87%
37日本取引所グループ(8697)その他金融業1223,6043126242.64%
38第一生命ホールディングス(8750)保険業511,7103304303.67%
39東京海上ホールディングス(8766)保険業1232,7304,3621,2003.67%
40センチュリー21・ジャパン(8898)不動産業3434,136-4761,5304.48%
41住友倉庫(9303)倉庫運輸・関連業612,1381746004.94%
42日本電信電話(9432)情報通信934,6232881,0803.12%
43KDDI(9433)情報通信1249,392-1,9321,6203.28%
44沖縄セルラー電話(9436)情報通信1644,1603,1841,3763.12%
45電源開発(9513)電気・ガス量612,222304803.93%
46蔵王産業(9986)卸売業2950,257-1,9141,9723.92%
株式合計株式評価額
1,080,010
評価損益
+48,915
配当金
43,511
利回り
4.03%
ネオモバ投資7か月目(2022/11/20時点)

評価損益は長期的な目線ではあまり気にしすぎてもしょうがないですが、あまりに酷いと銘柄選定、取得タイミングが間違っている可能性があるのでチェックしています。

     6か月目(先月)      7か月目(今月)       比較
銘柄数  :    44銘柄          46銘柄      +2銘柄
株式評価額: 860,205円      1,080,010円    +215,805
評価損益 :+16,630円        +48,915円     +32285円
年間配当金: 34,124円         43,511円     +9,387円
配当利回り:   3.97%          4.03%      +0.06%
取得配当金:    594円           594円             0
※年間配当金、取得配当金の値は税引き前の数値となります
ふかみ
ふかみ

ちょっと投資ペースが想定より早いので来月からは少しペースを落とす予定です。来月は配当金受け取りが集中する12月なので楽しみです。

次に配当金が銘柄、セクターにて分散されているかを確認していきます。
内訳は下記グラフになります。

ネオモバ開始7か月配当金割合(銘柄)
ネオモバ開始7か月配当金割合(セクター)

銘柄の分散に関しては各銘柄5%以下、セクターは各セクター20%以下を目標数値としています。

銘柄単位でみると日本特殊陶業が7.2%と高めの割合になっています。
日本特殊陶業は10月末に増配を発表したこともあり、11/20現在配当利回りが6.31%というかなりの高水準となっています。
普通増配が発表された銘柄は株価が上がるものですが、日本特殊陶業に関しては増配発表後なぜか株価が下がっています・・・。
おそらく今回の好決算は一時的なものと市場が判断して、来年以降の円高フェーズでは苦戦するという読みなのかなと思います。

では長期高配当株投資という視点で見るとどうなのかということですが、10%を超える高い営業利益率、60%付近の自己資本比率、安定した財務状況、配当性向的にもまだ余裕はあると思います。
今の配当水準をずっと継続できるかと言われると少し疑問が残りますが、多少減配したとしても配当利回り4%の水準を下回る確率はかなり低いと考えています。
よって私は様子を見つつも買い増ししていくという方針で着地しました。

ただし、1企業に配当金を依存しすぎるというのも高リスクなので他銘柄の買い増しにてバランス調整は行っていこうと考えています。

セクター割合の関しては総合商社銘柄が高騰していることもあり他セクターの銘柄を取得していたことで少しバランスが取れてきたと思います。

ふかみ
ふかみ

引き続き建設業、繊維製品、機械、電気機器、電気ガスなどの割合の少ない銘柄を意識して取得していこうと思います。

第2四半期決算について

10月末から11月中旬にかけて保有銘柄の第2四半期決算発表がありました。
保有銘柄の決算内容に関しては一通り目を通しましたが、売却判断をしたくなるような発表は無くて一安心でした。

高配当株投資家としてはやはり配当金の増減が気になるところだと思いますので保有銘柄のうち配当金に変化があった銘柄をまとめてみました。

増配銘柄
・ヒューリック(3003) 40円→42円  2円増配
・三洋貿易(3176)   39円→42円  3円増配(内訳としては前期1円、今期2円増配)
・日本SHL(4327)   86円→90円  4円増配(特別配当+15円なので実質年間配当105円)
・日本特殊陶業(5334) 152円→166円 14円増配
・丸紅(8002)     60円→75円  15円増配
・三井物産(8031)   120円→130円 10円増配
・住友商事(8053)   90円→115円  25円増配
・三菱商事(8058)   150円→155円 5円増配
・兼松エレク(8096)  155円→160円 5円増配
・三井住友FG(8316)  220円→230円 10円増配

減配銘柄
・なし

ふかみ
ふかみ

総合商社銘柄が軒並み増配を発表していて素晴らしいですね。今回ここには載っていない伊藤忠商事も10/4に+10円の増配を発表したばかりですし。

その他増収、増益の銘柄も多数あるので期末での増配発表にも期待が持てます。
増配は高配当株投資をしていて一番嬉しい発表だと思います。これからも配当金の成長に期待しながらコツコツと投資していきたいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

11月に入ってからは総合商社株が好調なので含み益も+5%前後まで戻ってきました。
配当金と合わせたトータルリターンで考えれば約9%と絶好調といえます。
しかし、いつまでもこれが続くとは思ってはいないので調子のよい時ほど気を引き締めて堅実にいきたいと思います。

ふかみ
ふかみ

そろそろ冬季賞与の時期なので、何に投資しようか考え中です。日本株比率が高いのでそろそろ米国ETFにもチャレンジしてみようかと思っています。

Twitterにて日々の投資記録をつけていますので気になった方はぜひフォローをお願いいたします♪

それではまた。

※この記事はあくまで筆者の参考事例です。投資は自己責任原則に基づいて行っていただくようお願いいたします。

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