プチ資格マニアが教える『若い時ほど資格取得を頑張ったほうがよい』と思う理由3選

資格取得

資格って必要になったら取ればいいよね?

日々忙しすぎて中々資格の勉強まで手が回らないんだよね

こういった方に向けた記事となります。

結論から言うと

ふかみ
ふかみ

資格取得に興味があるのであれば、若いうちから頑張ったほうが断然有利でリターンが大きいです!

過去5年間で仕事に関する国家資格を4つ取得しているプチ資格マニアである筆者が考える『若い時ほど資格取得を頑張ったほうがよい』理由を3つ紹介させていただきます。

資格の恩恵を長期間受けることが出来る

資格を取得するメリットは細かいことを挙げればキリがないですが

・専門性を得られる
・権威性を得られる
・待遇の向上

大まかに言えばこれらが挙げられると思います。
それぞれ解説していきます。

専門性を得られる

世の中には資格を取得していないと出来ない業務や受注できない案件が存在します。
例えば電気工事に関しては電気工事士の資格が必要ですし、特定の工事案件の代理人には施工管理技士の資格が必要になる場合があります。

言わば資格を取得することがその業務をするスタートラインになったりする資格があるわけです。
一般的に専門性が高い資格であればライバルが減ります。つまり仕事を選ぶ立場になれる可能性が高くなります。

よって資格を取得する際は専門性が高く需要がある資格選んで取得すれば市場で有利な立場を形成しやすいということです。

ふかみ
ふかみ

これは転職やフリーランスになる際にも同じことが言えると思います。

権威性を得られる

権威性と書くとなんだか難しいという印象を受けますが、専門知識を有している人の発言や行動を無意識のうちに従ってしまう人間の性質のことです。
例としては医師資格を持っているお医者さんの診断結果には権威性があるため説得力があるといった感じです。

資格を取得しているということはその分野において、一定以上の専門性や知識を有しているという分かりやすい証明になります。

また、あなたは今まで仕事をしていて年齢や経験歴でマウントを取られたことはあるでしょうか?

ふかみ
ふかみ

私は業界柄なのか年齢や経験歴でマウントや横柄な態度を取られることがあります。

年齢や経験はマウント相手に追いつくことはできません、そういった方には客観的な評価をぶつけることで対処しましょう。
資格は客観的な尺度で評価されます、年齢や経験歴は関係ありません。
若い方や新人の方がそういったマウントをひっくり返す方法の一つとして、誰もが認める資格を取得するのもいいかもしれませんね。

待遇の向上

資格取得による直接的な恩恵を得られることがあります。
資格手当や昇進によるお給料UP、転職時の年収UPやフリーランスの案件単価UPなど収入面でのメリットが一番分かりやすいのではないかと思います。

資格取得はよく自己投資と言われますが、投資というからには原資を回収してリターンを得てこそ投資です。
そういった面では、収入が増えるというのは投資のリターンとしては一番分かりやすい部分なのかなと思います。

ふかみ
ふかみ

資格は勉強のために取得するという側面もありますが、やはり資格手当がもらえるといのが一番のモチベーションかなと思います。

資格取得の恩恵は年齢に関係なく受けることができる

資格取得の際に実務経験が必要だったりする場合はありますが、資格を取ってしまえばその恩恵は年齢に関係なく受けることが出来ます。

資格取得にかけるコストである時間やお金は基本的にはいつでも変わりません。
支払うコストが同じであり、どうせ恩恵を受けるのであれば若いうちに資格を取得して長期間恩恵を受け続けたほうが良いと思います。

私は『工事担任者 総合通信』という資格により会社から資格手当を月々5千円いただいており、年収に換算すると+6万円になります。
この資格手当は年齢によって変わることはなく社内ルールが変わらない限り定年まで貰い続けることができます。
この手当を10年間貰い続けると60万円、20年なら120万円、30年なら180万円となり、この差はさらに大きくなっていきます。

ふかみ
ふかみ

どうせ支払うコストが同じであれば、早くから恩恵を受けて長期間にわたって資格手当を貰い続けた方がお得だといえる訳ですね。

資格取得は若い方が有利

そもそも若い方が資格取得に関して有利です。
理由としては

・年を取ると記憶力が低下してくる
・年を取っていくと勉強時間が確保しづらくなってくる
・資格は取得しただけでは意味がない場合があるから

これらが挙げられます。
それぞれ解説していきます。

年を取ると記憶力が低下してくる

これはそのままです。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の認知科学研究者Joshua Hartshorne氏の研究によると、脳における『総合的な情報処理能力と記憶力』に関しては18歳でピークを迎え、そこから徐々に低下していくとのことです。

資格試験において記憶力は重要な要素となっています。
ある程度の資格試験であれば過去問を繰り返し解き、問題と解答を記憶してしまえば理解していなかったとしても合格してしまうことができます。

資格を取得するということにフォーカスすると記憶力が良い若いうちのほうが、資格試験において有利と言えます。

ふかみ
ふかみ

ただし、実務経験や理解力を問われるような資格試験ではこの限りではないと思います。

年を取っていくと勉強時間が確保しづらくなってくる

10代、20代に比べて30代以降の社会人は勉強時間が確保しづらい場合が多いと思います。
職場では責任や業務量が増えたり、結婚や育児などのライフイベントが多くなってくるからです。
※もちろん10代、20代でとても多忙な方もいらっしゃるとは思いますが・・・

そんな中捻出した貴重な時間を資格勉強に充てられる方は中々少ないのではないかなと思います。
そういった理由で若いうちのほうが資格勉強に充てられる時間が多く取れるので資格取得において有利だと思います。

ふかみ
ふかみ

私も30代になって自由に出来る時間は圧倒的に減ったと感じています。
だからこそ時間に余裕のある20代のうちに資格を取得したことは正解だったかなと思います。

資格は取得しただけでは意味がない

資格は取得したことにより一定以上の知識や能力の証明にはなると思いますが、それだけで安心して仕事を依頼したり、任せたいと思うでしょうか?否、実務経験や実績が必要だと思います。

資格を取得して業務が出来るようになってから、実務経験を積んだり、実績を作ったりするには時間が必要です。
よって資格取得してからしっかりと経験や実績を積める若い方は有利だといえます。

ふかみ
ふかみ

個人的にも実際のところ実務>資格という印象ですが、実務×資格がやはり理想だと思います。

若い内から勉強をする習慣をつけることが出来る

人的資本において勉強というのは自己投資になります。
時間やお金を投資して、収入や待遇をよくするしたり、出来ることの幅を広げ社会的価値を高めるものです。

総務省の令和3年社会生活基本調査の結果によると

10歳以上の方の1日における『学習・訓練・自己啓発(学業以外)』の平均時間は13分です。
社会人の割合がほとんどを占める25歳以上に限定すると平均時間は9分です。

こうして見てみると社会人は短時間しか勉強していないように見えますが実際は少し異なります。

10歳以上の方の1日における『学習・訓練・自己啓発(学業以外)』の行動者率を見ていくと平均9.1%です。
社会人の割合がほとんどを占める25歳以上に限定すると平均6.7%です。

社会人の15人に1人しか『学習・訓練・自己啓発(学業以外)』の時間を取っていないことになるわけです。

ちなみに行動者の1日における『学習・訓練・自己啓発(学業以外)』の平均時間は138分です。

ふかみ
ふかみ

行動している人は少ないが、行動している人はしっかり勉強しているという訳ですね。

社会的価値とは多くの場合相対評価により決まります。

社会人になった後でもしっかりと学び続ける人と学ばなくなってしまった人でどれ位の差が付くかは想像しやすいと思います。

資格取得は自己投資としてはゴールを設定しやすく、資格手当や昇給案件などのリターンも取りやすい部類だと思います。

若いころから勉強をして資格取得によりリターンを得るという成功体験を積み重ねることで勉強を習慣化出来れば、長い目で見て社会的価値の高い存在になれるのではないかと思います。

まとめ

プチ資格マニアである私が思う『若い時ほど資格取得を頑張ったほうがよい』理由を3つ紹介させていただきました。

あなたは職場の上司や先輩方から「資格を取れ」とか「勉強しろ」と言われたことはありませんか?
あれは自分が資格取得や勉強をしてこなかったために苦労している後悔からくるアドバイスなのです。
私も今30代になって同じことを思っているためこの記事を書いています。

貴重なプライベートの時間に勉強なんかせずにスプラトゥーン3をやりたい気持ちは大変分かります。
しかし、将来への投資を始めるのであれば若い方がコストも低いし、将来得るリターンも高いのです。
ですから、先輩方のアドバイスに少し耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

ふかみ
ふかみ

この記事によって、これから社会人になる方や新社会人の方が少しでも資格取得に興味を持っていただけたら幸いです。

それではまた。

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