【工事担任者】総合通信3科目一発合格者が実践した動画学習方法を紹介【基礎編】

資格取得

工事担任者のテキストを読んでみたけどよく理解できなかった…

テキストで勉強する時間が無いから動画で学習できたらいいな♪

こういった方向けの記事となります。

今回は工事担任者総合通信資格試験の内容を動画学習する方法を紹介させていただきます。
基礎と技術に分けてご紹介するので今回は『電気通信技術の基礎編』となります。
基礎編に関しては電気通信国家試験センターが開示しているように第一級アナログ通信、第一級デジタル通信と内容が同じためそちらの取得を目指している方にも活用できる方法となっております。

基礎編が終わったら『技術編』の動画学習に取り掛かりましょう。

筆者は

・高校で物理学の授業を受けたことが無い
・実務未経験
・過去5年間で仕事に関する国家資格を4つ取得しているプチ資格マニア
ふかみ
ふかみ

そんな筆者が工事担任者総合通信試験を一発で合格した際に行った動画学習法をご紹介させていただきます。

お世話になった過去問題集と資格証

工事担任者の電気通信技術の基礎とは

工事担任者 総合通信に合格するためには3科目に合格する必要があります。

・電気通信技術の基礎(基礎)
・端末設備の接続のための技術及び論理(技術)
・端末設備の接続に関する法規(法規)

今回はこの基礎についての動画学習方法を紹介させていただきます。
求められる知識としては『大学又は高等専門学校等で履修する電気通信関連科目の基礎相当の知識』となります。

基礎科目は5つの大問から構成されています。

大問1電気回路(直流回路、交流回路、電磁誘導、静電容量、交流電力、合成インピーダンス等)
大問2電子回路(半導体素子、集積回路、ダイオード・トランジスタ回路、増幅回路、発振回路、
    変復調回路、A/D・D/A変換回路等)
大問3論理回路(論理式とシンボル、論理回路と入出力信号、データの表現(16進数、10進数、
    2進数)、フリップ・フロップ、基本論理演算等)
大問4伝送理論(伝送量の単位、特性インピーダンス、反射とインピーダンス整合、伝送品質(漏話、
    ひずみ等)、伝送速度、光の性質等)
大問5伝送技術(伝送方式、アナログ変調、デジタル変調、パルス変調、光変調、増幅技術、
    通信評価指標、多重化方式、多元接続技術等)

1各大問毎に配点20点、100点満点中60点以上正解で合格となります。
問題数は大問毎に異なり、令和4年第一回目の試験では
大問1:4問、大問2:5問、大問3:4問、大問4:4問、大問5:5問でした。

ふかみ
ふかみ

大問3だけちょっと癖がありますが、あとは一般的な計算問題と暗記問題といったイメージです。勉強すれば基礎が一番安定して合格できる科目だと思います。

それでは実際に行った動画学習の内容を発表させていただきます。

工事担任者基礎の動画学習

学習方法としてはYoutubeで過去問解説動画を見るだけになります。
もちろん解説動画を見ただけでは試験に合格することはできないため、後々過去問を解く必要がありますが今回はその過去問を解けるようになるための学習になります。

過去問解説動画はまなびやさんのという方がYoutubeに投稿して下っている動画を紹介させていただきます。

項目毎の解説や大問毎の解説など色々な動画を上げてくださっていますが、工事担任者を今から勉強する方はどの動画を見ればよいかを判断するのが難しいと思いますので、大問毎にどの動画を見て勉強すればいいかを抜粋してご紹介させていただきます。

ふかみ
ふかみ

動画時間は1倍速を表記しています。1.5倍速や2倍速で見ることで勉強効率が上がるためチャレンジしてみましょう♪

暗記科目

基礎科目の大問1~5の暗記科目の動画になります。各リンクにて動画に飛べます。

基礎 暗記まとめその1 (約16分)
基礎 暗記まとめその2 (約19分)
基礎 暗記まとめその3 (約21分)

基礎 公式まとめ (約21分)

ふかみ
ふかみ

解説等は省いてあるため過去問を始めて解く前の予習用と試験直前の詰め込み用となります。
解説を見たい場合はテキストや過去問題集の解説を参考にしましょう。

大問1:電気回路

内容としては直流回路、交流回路、電磁誘導、静電容量、交流電力、合成インピーダンスの中から計算問題の解説のみ抜粋してあります。各リンクにて動画に飛べます。

キルヒホッフの法則 5年分総まとめ (約72分)
キルヒホッフの法則 問題1 (約26分)
キルヒホッフの法則 問題2 (約23分)
キルヒホッフの法則 問題3 (約14分)
キルヒホッフの法則 問題4 (約27分)

RL直列回路 (約8分)
RLC直列回路 (約28分)
RLC並列回路 (約35分)
RLC直並列回路 (約11分)

対象回路 5年分総まとめ (約54分)
対象回路 (約11分)
ラダー回路 (約6分)

静電容量 (約13分)
コンデンサの電荷 (約9分)
時定数 (約4分)

大問2:電子回路

内容としては半導体素子、集積回路、ダイオード・トランジスタ回路、増幅回路、発振回路、変復調回路、A/D・D/A変換回路の中から計算問題の解説のみ抜粋してあります。各リンクにて動画に飛べます。

トランジスタの電流増幅率 (約7分)
ベース電流 (約6分)
Vce (約15分)
ベースバイアス抵抗 (約15分)
Rc (約14分)
電圧増幅度 (約18分)
Vce (約22分)

大問3:論理回路

内容としては論理式とシンボル、論理回路と入出力信号、データの表現(16進数、10進数、2進数)、フリップ・フロップ、基本論理演算になります。各リンクにて動画に飛べます。

ベン図論理和 (約73分)
ベン図論理積 (約41分)
ベン図実践演習 (約37分)

ブール代数 (約75分)

2進数の計算(基数変換) (約40分)
2進数の計算(筆算) (約30分)
※基数変換or筆算どちらかで解ければよい(筆者オススメは計算速度が速い基数変換)

論理素子 (約35分)
論理式 (約99分)
フリップフロップ回路 (約72分)

ふかみ
ふかみ

2進数の基数変換と筆算は自分に合う方を選んでください。16進数の解説動画は無いため、過去問題集の令和4年第一回大問3(2)の過去問解説を読んでください。

大問4:伝送理論

内容としては伝送量の単位、特性インピーダンス、反射とインピーダンス整合、伝送品質(漏話、ひずみ等)、伝送速度、光の性質の中から計算問題の解説のみ抜粋してあります。各リンクにて動画に飛べます。

電気通信回線 まとめ (約58分)
電気通信回線 遠端漏話減衰量 (約24分)
電気通信回線 増幅器の利得 (約9分)
電気通信回線 入力電圧 (約18分)
電気通信回線 入力電力 (約15分)
電気通信回線 消費電力 (約15分)

変成器 (約18分)

SN比 まとめ (約25分)
SN比 (約16分)

電圧反射係数 (約14分)

大問5:伝送技術

内容としては伝送方式、アナログ変調、デジタル変調、パルス変調、光変調、増幅技術、多重化方式、多元接続技術、通信評価指標の中から計算問題の解説のみ抜粋してあります。各リンクにて動画に飛べます。

%ES (約12分)
バースト判定 (約17分)

ふかみ
ふかみ

ここまでの全ての動画を等速で1回ずつ見た場合の総時間は約21時間です。
1.5倍速なら約14時間、2倍速なら約10時間半となります。

おまけ:計算問題が苦手な方向けの戦略

計算問題は解けると基礎科目の得点はかなり安定すると思います。
しかし、計算問題が解けないと合格できないかと言われるとそうでもありません。
計算問題が苦手な方向けの戦略動画も公開してくださっているので必要であれば選択肢として検討してみるのもいいと思います。

計算が苦手な人のための逆転合格戦略(総論編) (約16分)
計算が苦手な人のための逆転合格戦略(捨て問編) (約22分)
計算が苦手な人のための逆転合格戦略(学習法編) (約45分)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は以前紹介させていただいた上記記事の勉強法のうちステップ2にあたる『過去問解説Youtube動画を繰り返し見て過去問の解法を学ぶ』の部分の参考にさせていただいた動画のうち基礎科目に絞ってご紹介させていただきました。

ふかみ
ふかみ

今回ご紹介させていただいた動画で過去問が解けるようになったら実際に過去問題集に取り組んでみましょう♪

工事担任者試験を受験する方の結果に少しでも貢献できたら幸いです。
それではまた。

【国家資格】工事担任者 総合通信を一発で合格した勉強法公開【電気通信】

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